プログラム

・入門講義

  1. 「超対称性の破れの伝搬の機構とその現象論」
    東京大学 宇宙線研究所・准教授
    伊部 昌宏 氏
  2. 講義では超対称理論の初歩的な導入した後、 超対称性標準模型について解説します。 特に現実的な模型を得るために必要な超対称性の破れ及び伝搬についてを議論したいと思います。 またLHC における超対称性標準模型の現状および展望についてもお話しする予定です。

  3. 「高エネルギー物理におけるQCD 有効理論の利用」
    順天堂大学・准教授
    清 裕一郎 氏
  4. コライダー実験において、 粒子生成の散乱断面積を計算すると様々なタイプの発散に出くわす。 特に、非可換ゲージ理論であるQCD 相互作用が関与する場合には、 紫外発散や赤外発散の取り扱いは複雑である。 このような問題に対して、 低ネルギー有効理論を用いた発散の分類や振幅の因子化定理を系統的に導出するなどのテクニックが開発され標準的になりつつある。 この講義では、 特に重いクォークが関与する散乱振幅の計算に使われる Heavy Quark Effective Theory とNon-relativisitic Field Theory について説明する。 重いクォークに関するQCD 束縛状態の計算や量子力学と場の理論の関係などについて説明する。

・研究発表

30 分(発表25 分+質疑応答5 分)

  1. 江尻 信司(新潟大理) 「QCDの有限温度相転移、複合ヒッグス模型、電弱相転移」
  2. 谷口 裕幸(富山大理) 「細谷機構を伴う超対称大統一模型のコライダーでの検証」
  3. 横谷 洋(富山大理) 「ヒッグス三重項模型におけるH++ → W+W+ 崩壊シナリオの実験的制限について」
  4. 佐藤 大輔(金沢大理)「Analysis of dynamical chiral symmetry breaking and its phase transition using the weak solution method of the non-perturbative renormalization group equation 」

・ポスターセッション (順不同)

  • 柏瀬 翔一(金沢大自然) 「輻射シーソー模型におけるバリオン数生成と暗黒物質探索」
  • 山田 雅俊(金沢大自然) 「Analysis of Nambu-Jona-Lasinio model at finite temperature and density using Non-perturbative Renormalization Group」
  • 吉村 友佑(金沢大自然) 「Lee-Yang zero analysis for the 3-state Potts model」
  • 高野 浩(金沢大自然) 「Multi-component Dark Matter in Two Loop Radiative Seesaw Model」
  • 熊本 真一郎(金沢大自然) 「How the solution of non-perturbative renormal- ization group equation detects the true vacuum among locally stationary states」
  • 小内 伸之介(金沢大自然) 「Application of New Iterative Method to Sponta- neous Mass Generation」
  • 松井 俊憲(富山大理) 「輻射シーソー模型でのヒッグスインフレーションとそのILC での検証」
  • 永島 伸多郎(新潟大理) 「Prediction of neutrinoless double beta decay in the nuMSM」
  • 武田 一浩(新潟大理) 「Entropy Production by Heavy Neutrino Decays」
  • 山本 恵(新潟大理) 「B 中間子のCP 非対称における超対称性粒子の探索」
  • 吉川 真樹(新潟大理) 「Split family 模型におけるスクォークの質量階層性とヒッグス質量の実現」

・懇談会

三日目(26日)の午後に、以下の話題で懇談会を行う予定です。

  • 会計報告
  • 次期担当の確認
  • 各大学・研究機関を取り巻く情勢に関する意見交換
  • その他